EK057-台風14号2020進路が東にそれた?米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新進路予想と空の便・列車の最新情報も!

台風14号(チャンホン)の10月9日 16:00 現在の最新の現在位置とその被害状況、今後の進路の予想を報告します。



気象庁の発表による台風14号の現在位置

台風14号 10月9日 16:00の現在位置

  • 強い台風第14号は、9日16:00現在、足摺岬の南南東約230km にあって、北北東に向けてゆっくりな速さで進んでいます。
2020.10.09.16.00-Kishocho
2020年10月9日 16:00 現在
台風14号(チャンホン)10月9日 16時 現在
大きさ
強さ 強い
存在地域 足摺岬の南南東約230km
中心位置 北緯 30度50分(30.8度)
東経 133度55分(133.9度)
進行方向、速さ 北北東 ゆっくり
中心気圧 970hPa
中心付近の最大風速 35m/s(70kt)
最大瞬間風速 50m/s(100kt)
25m/s以上の暴風域 北側 220km(120NM)
南側 165km(90NM)
15m/s以上の強風域 北東側 440km(240NM)
南西側 330km(180NM)

台風14号 10月9日 7:00 現在 の予報

台風14号(チャンホン)10月9日16時 現在の予報
10日3時 10日15時 11日15時 12日15時 13日15時
強さ 強い 熱帯低気圧
存在地域 室戸岬の南南東約180km 潮岬の南東約170km 八丈島の東南東約220km 日本の東 小笠原近海
予報円の中心 北緯 31度50分(31.8度) 北緯 32度30分(32.5度) 北緯 32度20分(32.3度) 北緯 31度05分(31.1度) 北緯 29度50分(29.8度)
東経 134度55分(134.9度) 東経 137度05分(137.1度) 東経 141度55分(141.9度) 東経 144度40分(144.7度) 東経 146度20分(146.3度)
進行方向、速さ 北東 15km/h(7kt) 東北東 20km/h(11kt) 東 20km/h(11kt) 東南東 15km/h(7kt) 南東 ゆっくり
中心気圧 975hPa 980hPa 985hPa 994hPa 1000hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt) 30m/s(60kt) 30m/s(55kt) 20m/s(40kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt) 45m/s(85kt) 40m/s(80kt) 30m/s(60kt)
予報円の半径 65km(35NM) 105km(57NM) 220km(120NM) 330km(180NM) 480km(260NM)
暴風警戒域 全域 230km(125NM) 全域 230km(125NM) 全域 310km(170NM)

日本気象協会による台風14号の進路予想図

台風14号2020(チャンホン)の進路予想図

2020.10.09.16.00-KishoKyokai
2020年10月9日 16:00 現在

強い台風第14号は、9日16時現在、足摺岬の南南東約230km にあって、北北東へゆっくり進んでいます。

中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m/s です。

この台風は、10日15時には潮岬の南東約170km に達し、11日15時には八丈島の東南東約220km に達するでしょう。

12日15時には日本の東に進み、その後熱帯低気圧に変わって、13日15時には小笠原近海に達する見込みです。

台風周辺地域および進路にあたる地域は暴風や大雨に、台風の進路にあたる海域は猛烈なしけに厳重な警戒が必要です。

地方別 最接近の予想

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強い台風14号は四国の南を北上しており、10日(土)から11日(日)にかけて本州の南岸沿いを進む予想です。

台風の最接近が予想される時間帯は以下の通りです。

  • 四国:10日(土)明け方にかけて
  • 近畿:10日(土)朝から昼前にかけて
  • 東海:10日(土)朝から夜のはじめ頃にかけて
  • 関東甲信:10日(土)夜の初め頃から11日(日)の朝にかけて

となるでしょう。

台風の接近とともに、風が強まり、荒れた天気となりそうです。

暴風に警戒して下さい。

交通機関への影響にも警戒が必要です。

一方、大雨には台風の最接近前から警戒が必要です。台風の東側には秋雨前線が延びており、台風の東側に活発な雨雲があるため、最接近前から活発な雨雲がかかり続けそうです。

大雨の恐れ

2020.10.09.16.00-KishoKyokai_03

上の図は11日(日)12時までの48時間に予想される降水量です。予想されている進路の範囲内で複数の進路をシミュレーションし、それぞれのケースで予想される降水量を平均したものです。

紀伊半島で400ミリ程度、関東などでも200ミリ程度の雨量が予想されています。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

災害に備える

  • ハザードマップでお住まいの地域の危険度や避難経路の確認をしましょう。
  • 非常用持ち出し袋の確認をし、懐中電灯を準備し停電への備えもしましょう。
  • 物干し竿や植木鉢など飛ばされやすい物はしまいましょう。
  • 不要不急の外出を避けるために、食料や飲料の買い出しなどを済ませておきましょう。
  • 台風の接近前にスマートフォンなどを充電しておくことも大切です。
  • 最新の台風情報に加え、自治体から出される避難情報もこまめにチェックするようにして下さい。

台風接近後、急に暑くなる所も

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台風接近後は急に暑さが戻ってくる所があるでしょう。

11日(日)には九州から東海では晴れて、最高気温は25℃ 以上の所が多くなりそうです。

特に名古屋市では29℃ まで気温が上がり、暑いでしょう。

急な気温の変化にも注意が必要です。

ウェザーニュースによる台風14号の進路予想図

台風14号2020(チャンホン)の進路予想図

2020.10.09.16.00-WeatherNews
2020年10月9日 16:00 現在

10月9日(金)16時の推定で、台風14号(チャンホン)は四国沖を北北東に進んでいると見られます。

進路は徐々に東よりに変わりつつあります。

台風14号(チャンホン)10月9日(金)16時 現在
存在地域 足摺岬の南南東約220km
強さ階級 強い
移動 北北東 ゆっくり
中心気圧 970hPa
中心付近の最大風速 35m/s(中心付近)
最大瞬間風速 50m/s

東京や名古屋など主要都市は影響小さい

今後はさらに進路を東よりに変え、本州の南の海上を東進し、上陸の可能性はほぼありません。

10日(土)朝に紀伊半島、夜には関東に最も近づく予想となっています。

陸地から離れた所を通るため、東京や名古屋などの主要都市への影響は小さいと見られます。

警戒が必要となるのは進路に近い紀伊半島や房総半島、伊豆諸島などに限られる見込みです。

大雨は局地的 紀伊半島や房総半島で警戒

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11日(日)午後までの予想積算雨量

台風は陸地から離れて進むものの、10日(土)15時でも時速20km と、秋台風にしては動きが遅いため、雨量はかさみます。

特に台風に向かって吹き込む南東の風の影響を強く受ける紀伊半島や、内陸部の冷たい空気と暖かな南風がぶつかり、局地的な前線が活発になる房総半島、そして台風の中心が通過する伊豆諸島で大雨となる見込みです。

ウェザーニュースでは9日(金)午後の時点で、11日(日)15時までの48時間雨量が、伊豆諸島や紀伊半島の一部で300mm 以上、房総半島で200mm 以上の雨が降ると予測しています。

特に伊豆諸島・八丈島はすでに400mm 超の雨が降っているため、土砂災害などに警戒してください。

太平洋沿岸は暴風にも警戒

台風に近い西日本の太平洋沿岸は風が強く、15時までの最大瞬間風速は、高知県室戸岬で32.0m/s、和歌山県潮岬で28.9m/s を観測しました。

今後は紀伊半島南部など一部が暴風域に入り、瞬間的には30~40m/s の暴風のおそれがあります。

鉄道など交通機関の遅れや飛来物、停電などに警戒が必要です。

11日(日)は雨や風の峠を越える

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11日(日)の天気と気温

台風は11日(日)になると本州から離れる可能性が高く、各地の雨や風は峠を越えます。

東京など関東は7日(水)の午後から10日(土)いっぱいにかけて、約3日半の間、雨が降り続くことになりますが、11日(日)の朝になるとようやく雨が止む見込みです。

西日本や東海は晴れて気温が上がり、少し暑く感じられるくらいになります。

週末にかけて気温差も大きくなりますので体調管理に気をつけてください。

東海道新幹線は通常運転へ

Shinkansen

JR 東海の発表にると、東海道新幹線は台風の接近に伴い、当初は10日昼ごろから東京~新大阪間で運転を見合わせるなどの可能性があるとしていましたが、台風の予想進路が南寄りになったことから、9日午後、10日は通常どおりの運転を行うと発表しました。

一方で、今後の台風の進路によっては、遅れなどが発生する可能性があるとして、最新の運行情報に注意してほしいとしています。

JR 東日本 10日~11日の千葉県内の運転見合わせおそれ 2路線に

JR東日本

JR 東日本千葉支社が9日午前10時半に発表した県内の運転見通しによると、台風の状況によっては10日夕方から11日の昼ごろにかけて、

  • 外房線の上総一ノ宮駅と安房鴨川駅の間
  • 久留里線

の、2つの路線で運転を見合わせるおそれがあるということです。

8日午後の時点では内房線や総武本線など7つの路線と発表していましたが、最新の予想進路を踏まえて見通しを変更したということです。

ただし、2路線以外についても台風の状況によっては列車の運休や遅れが生じる場合もあるとしています。

JR 東日本千葉支社では、最新の情報をホームページで確認するよう呼びかけています。

空の便 9日は欠航相次ぐ 10日も影響続く見込み

JAL

台風の影響で、9日、国内の空の便は、大阪や九州、四国の空港を発着する便を中心に、合わせて141便で既に欠航、もしくは欠航が決まったりしています。

日本航空

  • 羽田と大阪や徳島、熊本を結ぶ便など98便が欠航

全日空

  • 宮崎と羽田や中部を結ぶ便など18便が欠航

日本エアコミューター

  • 鹿児島と奄美大島を結ぶ便など15便が欠航

ピーチ・アビエーション

  • 宮崎と成田や関西を結ぶ便など4便が欠航

ソラシドエア

  • 宮崎と羽田を結ぶ3便
  • 宮崎と沖縄を結ぶ1便

の合わせて4便が欠航

アイベックスエアラインズ

  • 新潟発大阪行きの1便
  • 大分発中部行きの1便

の合わせて2便が欠航

※影響は10日も続く見込みで、航空各社はホームページなどで最新の運航情報を確認するよう呼びかけています。

米軍合同台風警戒センター(JTWC)による台風14号の進路予想図

米軍合同台風警戒センター(JTWC: Joint Typhoon Warning Center)は、米国ハワイ州にある米国国防総省の機関です。

この図は2020年10月9日 14:30 現在のものです。

2020.10.09.14.30-JTWC
2020年10月9日 14:30 現在

台風14号2020(チャンホン)の進路予想図

2020.10.09.14.30-JTWC-Graphic
2020年10月9日 14:30 現在

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)による台風14号の進路予想図

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF: European Centre for Medium-Range Weather Forecasts)は、『スーパーコンピュータによる予報』です。

そしてこちらが10月8日 21:00現在の、ECMWF による台風14号の進路を予報した画像です。

2020.10.08-2100-ECMWF
2020年10月8日 21:00 現在

※世界で最も正確な気象予報とも言われる ECMFW による予報では、10月11日~12日に亘って四国~関東の南岸に接近して大きな影響を与える事が予想されています。

Windy による台風14号2020(チャンホン)の進路予想図

Windy は、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)をモデルにしていて、パイロットは政府機関でも利用されているツールです。

風の向きや流れが視覚的にわかるようになっていますね。

なお、画面の右上にある『風』をタップし、さらに『風速』をタップすると、台風のリアルタイムな現在位置や風の流れなどがわかります。

まとめ

  • 強い台風第14号は、9日16:00現在、足摺岬の南南東約230km にあって、北北東に向けてゆっくりな速さで進んでいる
  • この台風は、10日15時には潮岬の南東約170km に達し、11日15時には八丈島の東南東約220km に達する見込み
  • 12日15時には日本の東に進み、その後熱帯低気圧に変わって、13日15時には小笠原近海に達する見込み
  • 台風の最接近が予想される時間帯は以下の通り
    • 四国:10日(土)明け方にかけて
    • 近畿:10日(土)朝から昼前にかけて
    • 東海:10日(土)朝から夜のはじめ頃にかけて
    • 関東甲信:10日(土)夜の初め頃から11日(日)の朝にかけて
  • 大雨のおそれ
    • 11日(日)12時までの48時間雨量
      • 紀伊半島で400mm 程度が予想されている
      • 関東などで200mm 程度が予想されている
    • 11日(日)15時までの48時間雨量
      • 伊豆諸島や紀伊半島の一部で300mm 以上が予想されている
      • 房総半島で200mm 以上が予想されている
    • 伊豆諸島・八丈島はすでに400mm 超の雨が降っている
  • 太平洋沿岸は暴風にも警戒
    • 台風に近い西日本の太平洋沿岸は風が強く、15時までの最大瞬間風速は、高知県室戸岬で32.0m/s、和歌山県潮岬で28.9m/s を観測
    • 今後は紀伊半島南部など一部が暴風域に入り、瞬間的には30~40m/s の暴風のおそれがある
  • 台風通過後、急に気温が上がる
    • 11日(日)には九州から東海では晴れて、最高気温は25℃ 以上の所が多くなりそう
    • 特に名古屋市では29℃ まで気温が上がる見込み
  • 東海道新幹線は、台風の予想進路が南寄りになったことから、9日午後、10日は通常どおりの運転を行うとのこと
  • JR 東日本によると、台風の状況によっては10日夕方から11日の昼ごろにかけて、以下2つの路線で運転を見合わせるおそれがある
    • 外房線の上総一ノ宮駅と安房鴨川駅の間
    • 久留里線
  • 国内の空の便は、台風の影響で9日、大阪や九州、四国の空港を発着する便を中心に、合わせて141便で既に欠航、もしくは欠航が決まったりしている

台風が近づく前の対策:大雨に備えて

今回の台風では、特に大雨が心配されますが、事前に備えておくポイントは、次の3つです。

  1. 水害に備えて、雨どいや排水溝、側溝を掃除し、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
  2. 浸水による被害を防ぐため、家財道具や家電製品、食料品などは、可能な限り、高い所や2階以上へ移動させておくと良いでしょう。押し入れの下の段に入っているものは、上の段に移しておくだけでも、被害を小さくできます。
  3. 電源のコンセントは抜いておくと良いでしょう。電源のコンセントが水につかると、漏電やショート、感電の恐れがあります。

    なお、台風は来襲が予想できる数少ない自然災害の一つですから、直前でも準備が可能ですので、こちらの記事を参考に備えておくようにしましょう!

    → 台風には何を備えれば安心?食料だけじゃない「有って良かった」グッズを紹介!

    最後に、10月8日 21:00現在の、10月11日の予報では。。。

    GlobalTropicalStormStrikeProbability-2020.10.08.2100-10.11.2100

    やっぱりカリブ海と日本を除いて世界は平和ですね。。。