EK055-台風14号2020の米軍・ヨーロッパ・気象庁の最新進路予想を紹介!近畿南部や房総で大雨のおそれも!

台風14号(チャンホン)の10月8日 16:00 現在の最新の現在位置とその被害状況、今後の進路の予想を報告します。



気象庁の発表による台風14号の現在位置

台風14号 10月8日 16:00の現在位置

  • 強い台風第14号は、8日16時現在、種子島の南東約280kmにあって、北へ15km/h で進んでいます。
2020.10.08.16.00-Kishocho
2020年10月8日 16:00 現在
台風14号(チャンホン)10月8日 16時 現在
大きさ
強さ 強い
存在地域 種子島の南東約280km
中心位置 北緯 28度50分(28.8度)
東経 133度00分(133.0度)
進行方向、速さ 北 15km/h(8kt)
中心気圧 970hPa
中心付近の最大風速 35m/s(65kt)
最大瞬間風速 50m/s(95kt)
25m/s以上の暴風域 北西側 165km(90NM)
南東側 110km(60NM)
15m/s以上の強風域 北西側 440km(240NM)
南東側 390km(210NM)

台風14号 10月8日16:00 現在 の予報

台風14号(チャンホン)10月8日16時 現在の予報
9日3時 9日15時 10日15時 11日15時 12日15時
強さ 強い 強い 強い 温帯低気圧
存在地域 種子島の東南東約210km 種子島の東約200km 潮岬の東南東約50km 日本の東 日本のはるか東
予報円の中心 北緯 29度40分(29.7度) 北緯 30度50分(30.8度) 北緯 33度20分(33.3度) 北緯 36度25分(36.4度) 北緯 38度50分(38.8度)
東経 132度55分(132.9度) 東経 133度05分(133.1度) 東経 136度20分(136.3度) 東経 145度00分(145.0度) 東経 155度35分(155.6度)
進行方向、速さ 北 10km/h(6kt) 北 10km/h(6kt) 北東 15km/h(9kt) 東北東 35km/h(19kt) 東北東 40km/h(22kt)
中心気圧 965hPa 965hPa 970hPa 980hPa 990hPa
中心付近の最大風速 35m/s(70kt) 35m/s(70kt) 35m/s(65kt) 30m/s(55kt) 23m/s(45kt)
最大瞬間風速 50m/s(100kt) 50m/s(100kt) 50m/s(95kt) 40m/s(80kt) 35m/s(65kt)
予報円の半径 65km(35NM) 95km(50NM) 165km(90NM) 330km(180NM) 480km(260NM)
暴風警戒域 北西側 230km(125NM) 北西側 260km(140NM) 全域 260km(140NM) 全域 410km(220NM)
南東側 175km(95NM) 南東側 200km(110NM)

日本気象協会による台風14号の進路予想図

台風14号2020(チャンホン)の進路予想図

2020.10.08.16.00-KishoKyokai
2020年10月8日 16:00 現在

強い台風第14号は、8日15時現在、種子島の南東約280kmにあって、北へ15km/h で進んでいます。

中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m/s です。

この台風は、9日15時には種子島の東約200km に達し、10日15時には潮岬の東南東約50km に達するでしょう。

台風はこの後、温帯低気圧に変わり、12日15時には日本のはるか東に達する見込みです。

台風周辺地域および進路にあたる地域は暴風や大雨に、台風の進路にあたる海域は猛烈なしけに厳重な警戒が必要です。

台風14号は西日本や東日本に接近・上陸するおそれ

台風14号は、西日本や東日本に接近・上陸するおそれがあり、24時間降水量が過去にない記録的な大雨を予想している所もあります。

台風14号 地方ごとの警戒ポイント

台風14号は、日本の南を発達しながら北上し、9日から10日にかけて西日本へ、10日から11日にかけて東日本に接近・上陸するおそれがあります。

【沖縄】

台風は、沖縄から遠ざかりつつありますが、まだ、波の高い状態が続くでしょう。沖縄本島地方では、8日夜遅くまでは、高波に警戒が必要です。大東島地方と先島諸島では、9日にかけて、高波に十分ご注意ください。

【九州南部・奄美】

こちらも、波の高い状態が続き、海上を中心に、まだ風も吹き荒れるでしょう。奄美地方の沿岸の海域では、8日夜遅くにかけて、九州南部の沿岸の海域では、9日夜遅くにかけてうねりを伴い猛烈なしけとなる所がある見込みです。うねりを伴った高波に厳重な警戒が必要です。九州南部の海上では、8日夜遅くから9日夕方にかけて、暴風に警戒してください。

【九州北部】

台風から離れていても、油断はできません。対馬海峡や九州西海上では、9日夕方にかけて暴風に警戒が必要です。豊後水道では、10日にかけて暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。

【四国】

台風が最も接近するのは、9日午後から10日にかけてでしょう。9日夜以降は、太平洋側を中心に非常に激しい雨の降る所があり、発達した雨雲が停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。海上を中心に、風も吹き荒れ、波が高くなるでしょう。うねりを伴った高波に厳重に警戒し、土砂災害や暴風に警戒が必要です。また、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

【近畿】

台風が最も接近するのは、10日の日中でしょう。近畿南部を中心に8日夜遅くから10日にかけて、うねりを伴って大しけや猛烈なしけとなる見込みです。高波に厳重な警戒が必要です。台風の接近前から雨が強まり、台風本体が近づくと風も強まりますので、暴風や土砂災害に警戒してください。

【東海】

台風は、10日午後に東海地方にかなり接近し、上陸するおそれもあります。また、今回、一番雨量が多く予想されているのが、東海地方(三重県を中心とした南東斜面)です。9日18時~10日18時の24時間に予想される雨量は、多い所で300~500mm です。その前後も雨が降るので、雨量が特に多くなることが考えられます。10日にかけて、うねりを伴った高波に厳重に警戒し、暴風、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

【関東甲信】

台風は、10日から11日にかけて関東甲信地方へ接近、上陸するおそれがあります。また、伊豆諸島付近には前線が停滞しており、台風の北上に伴って前線の活動が活発となるでしょう。伊豆諸島を中心に大雨になり、台風の進路によっては、大雨のエリアが変わることも考えられます。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、暴風、高波に警戒・注意してください。

【東北】

太平洋側南部を中心に10日から11日にかけて、大雨、暴風、大しけとなおそれがあります。こちらも、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水、暴風や高波に注意・警戒してください。

過去にない記録的な大雨予想の所も

2020.10.07.21.00-weatherforecast-10.09_10.13-KishoKyokai

今回の台風は、北側に『秋雨前線』があるため、台風本体の雨雲がかかる前から雨が続いて、大雨になるのが特徴です。

上記の図は、10月7日21時時点の資料をもとに、9日0時~13日21時の雨量を計算したものです。左の図は9日0時~13日21時の『最大24時間雨量』、右の図はその最大24時間雨量がそれぞれの場所での過去最大と比較して「何割に達するのか」ということを示しています。過去最大比が100% 前後に達すると、甚大な災害の発生する可能性が高まるという研究結果もあります。

右側の図をみると、今回は、東京で過去最大の80% を超える青色の予想になっていて、関東や東北南部、東海では、過去最大値を超える雨を予想しているオレンジ色や赤色の所もあります。

記録的な大雨になることも考えられるため、早めの大雨対策が必要です。

ウェザーニュースによる台風14号の進路予想図

台風14号2020(チャンホン)の進路予想図

2020.10.08.16.00-WeatherNews
2020年10月8日 16:00 現在

10月8日(木)15時現在、強い台風14号(チャンホン)は九州の南東の海上を北に進んでいます。鹿児島県や宮崎県などが風速15m/s 以上の強風域に入っています。

この先台風は四国の南へ北上し、明日9日(金)からは進路を北東に変え、本州にかなり接近するおそれがあります。今後の情報に注意してください。

台風14号(チャンホン)10月8日(木)15時 現在
存在地域 種子島の南東280km
強さ階級 強い
移動 北 15km/h
中心気圧 970hPa
中心付近の最大風速 35m/s(中心付近)
最大瞬間風速 50m/s

11日(日)朝にかけ西日本や東日本に接近

台風14号はあまり速度を上げないまま四国沖へ北上する見通しです。

その後、進路を北東に変えつつ紀伊半島沖から東海沖へ進み、10日(土)から11日(日)朝にかけて東日本にかなり接近、または上陸するおそれがあります。

台風の中心が接近した場合、雨風ともに強まり荒れた天気となるため警戒が必要です。

紀伊半島や房総半島で大雨のおそれ

2020.10.08.09.00-weatherforecast-10.08_10.11-WeatherNews
11日(日)9時までの総雨量の予想

台風の接近前から秋雨前線の影響で雨が降っていて、東日本や近畿の太平洋側では雨量がかさんで大雨となるおそれがあります。特に、紀伊半島南部では地形の影響で、房総半島では沿岸前線と呼ばれる小規模な前線が形成される影響で、それぞれ大雨が予想されます。

8日(木)時点のウェザーニュースの予測では、11日(日)9時までの3日間(72時間)の総雨量は、紀伊半島南部では300mm を超えるところがあり、関東でも千葉県などで200〜300mm の雨が降る可能性があるとみています。

これに加え、台風の進路が北寄りとなった場合には台風本体の活発な雨雲がかかり、紀伊半島南部や伊豆諸島、房総半島などで総雨量が500mm 近い大雨となることも否定できません。

土砂災害や河川の増水などに警戒してください。

米軍合同台風警戒センター(JTWC)による台風14号の進路予想図

米軍合同台風警戒センター(JTWC: Joint Typhoon Warning Center)は、米国ハワイ州にある米国国防総省の機関です。

2020.10.08.14.30-JTWC
2020年10月8日 14:30 現在

台風14号2020(チャンホン)の進路予想図

2020.10.08.14.30-JTWC-Graphic
2020年10月8日 14:30 現在

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)による台風14号の進路予想図

ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF: European Centre for Medium-Range Weather Forecasts)は、『スーパーコンピュータによる予報』です。

そしてこちらが10月7日19:00現在の、ECMWF による台風14号の進路を予報した画像です。

2020.10.08-0900-ECMWF
2020年10月8日 09:30 現在

※世界で最も正確な気象予報とも言われる ECMFW による予報では、10月11日~12日の長期に亘って日本沿岸の近くに居座る事が予想されています。

Windy による台風14号2020(チャンホン)の進路予想図

Windy は、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)をモデルにしていて、パイロットは政府機関でも利用されているツールです。

風の向きや流れが視覚的にわかるようになっていますね。

なお、画面の右上にある『風』をタップし、さらに『風速』をタップすると、台風のリアルタイムな現在位置や風の流れなどがわかります。

まとめ

  • 強い台風第14号は、8日16時現在、種子島の南東約280kmにあって、北へ15km/h で進んでいる
  • この台風は、9日15時には種子島の東約200km に達し、10日15時には潮岬の東南東約50km に達する見込み
  • この台風は、日本の南を発達しながら北上し、9日から10日にかけて西日本へ、10日から11日にかけて東日本に接近・上陸するおそれがある
  • 11日(日)9時までの3日間(72時間)の総雨量は、紀伊半島南部では300mm を超えるところがあり、関東でも千葉県などで200〜300mm の雨が降る可能性がある
  • 台風の進路が北寄りとなった場合、台風本体の活発な雨雲がかかり、紀伊半島南部や伊豆諸島、房総半島などで総雨量が500mm 近い大雨となる可能性がある

台風が近づく前の対策:大雨に備えて

今回の台風では、特に大雨が心配されますが、事前に備えておくポイントは、次の3つです。

  1. 水害に備えて、雨どいや排水溝、側溝を掃除し、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
  2. 浸水による被害を防ぐため、家財道具や家電製品、食料品などは、可能な限り、高い所や2階以上へ移動させておくと良いでしょう。押し入れの下の段に入っているものは、上の段に移しておくだけでも、被害を小さくできます。
  3. 電源のコンセントは抜いておくと良いでしょう。電源のコンセントが水につかると、漏電やショート、感電の恐れがあります。

    なお、台風は来襲が予想できる数少ない自然災害の一つですから、直前でも準備が可能ですので、こちらの記事を参考に備えておくようにしましょう!

    → 台風には何を備えれば安心?食料だけじゃない「有って良かった」グッズを紹介!

    最後に、10月8日 9:00現在の、10月11日の予報では。。。

    GlobalTropicalStormStrikeProbability-2020.10.08.0900-10.11.0900

    やっぱりカリブ海と日本を除いて世界は平和ですね。。。