EK042-台風9号・10号の進路予想図最新版!米軍・ヨーロッパ・気象庁の発表は?最新の被害状況は?

台風9号(メイサーク)と10号(ハイシェン)の最新の現在位置とその被害状況、今後の進路にの予想を報告します。



気象庁の発表による台風9号・10号の現在位置

台風9号・10号 9月2日16:00の現在位置

  • 台風9号は勢力を少し弱めて、五島市の西約120km に位置しており、北北東に25km/h(13kt)の速度で通過しています。
  • 台風10号は勢力を強くしながらマリアナ諸島に位置しており、西に15km/h(8kt)の速さで移動しています。

2020.09.02-Typhoon-9 and 10-KishoCho-1600

台風9号(メイサーク)
存在地域 五島市の西約120km
中心位置 北緯 32度30分(32.5度)
東経 127度30分(127.5度)
台風10号(ハイシェン)
存在地域 マリアナ諸島
中心位置 北緯 19度20分(19.3度)
東経 141度25分(141.4度)

台風9号による被害状況

停電

  • 8月31日22:00現在、名護市や那覇市、今帰仁村などで計1580戸が停電。
  • 9月1日6:15現在、県内全域で3万3360戸が停電している。
  • 9月1日10:00現在、今帰仁村、うるま市、名護市などで3万1910戸が停電していると発表。(被害状況を確認して遠隔操作での復旧作業を始め、風雨が収まった地域から本格的な作業を行う)
  • 9月1日14:00には3万7760戸が停電していた。

    欠航情報

    • 8月31日は県内空港発着の266便が欠航、約9200人に影響。
    • 9月1日も238便が欠航する見通し。

    風の被害

    • 8月31日、南風原町で女性1人が風にあおられて負傷した。
    • 8月31日、那覇市では建物の外壁の一部が強風で飛ばされ、駐車していた車両2台が破損した。

    観測情報

    • 8月31日22:28、那覇市で最大瞬間風速38.4m/s を記録。
    • 9月1日3:30、久米島空港で最大瞬間風速54.5m/s を観測。

    暴風警報

    沖縄気象台は31日午後、本島地方と宮古島地方に暴風警報、本島地方に高潮警報をそれぞれ発表、暴風や高波、高潮、大雨による災害の恐れがあるとして警戒を呼び掛けている。

    警報の解除は、宮古島地方が1日朝、本島地方が1日夜と見込まれている。

    台風10号は更に甚大な被害のおそれ

    なお、台風10号については気象庁より重大な発表がされています。

    気象庁報道発表

    台風第10号は、今後特別警報級(中心気圧930hPa 以下、最大風速50m/s 以上)の勢力まで発達し、6日から7日にかけて、奄美地方から西日本にかけて接近または上陸するおそれがあります。

    台風の予報にはまだ幅がありますが、広い範囲で甚大な影響を受けるおそれがあります。

    台風が接近する地域では、記録的な大雨・暴風・高波・高潮となるおそれがあり、最大級の警戒が必要です。週末を迎える前に台風への備えを終わらせるようお願いいたします。

    気象庁の発表する最新の台風情報に留意するとともに、今後各地の気象台の発表する早期注意情報や警報・注意報などの気象情報に留意し、自分の命、大切な人の命を守るため、早めの対策をお願いいたします。

    特別警報とは?

    特別警報について

    気象庁は、平成25年8月30日(金)に『特別警報』の運用を開始しました。

    『特別警報』が発表されたら、

    ただちに地元市町村の避難情報に従うなど、適切な行動をとってください。

    気象庁は、大雨、地震、津波、高潮などにより重大な災害の起こるおそれがある時に、警報を発表して警戒を呼びかけます。これに加え、警報の発表基準をはるかに超える大雨や大津波等が予想され、重大な災害の起こるおそれが著しく高まっている場合、『特別警報』を発表し最大級の警戒を呼びかけます。

    特別警報が対象とする現象は、18,000人以上の死者・行方不明者を出した東日本大震災における大津波や、我が国の観測史上最高の潮位を記録し、5,000人以上の死者・行方不明者を出した『伊勢湾台風』の高潮、紀伊半島に甚大な被害をもたらし、100人近い死者・行方不明者を出した『平成23年台風第12号」の大雨等が該当します。

    特別警報が発表された場合、お住まいの地域は数十年に一度の、これまでに経験したことのないような、重大な危険が差し迫った異常な状況にあります。ただちに地元市町村の避難情報に従うなど、適切な行動をとってください。

    ※数十年に一度といえば、人間の下手すると一生に一度か二度しか経験しない、めったに無い状況ですので、あらゆる方面に用心してし過ぎる事は無さそうです。

    台風9号・10号 中心気圧・最大風速・最大瞬間風速の推移

    台風9号
    (メイサーク)
    中心気圧 中心付近の最大風速 最大瞬間風速
    2020/8/29 9:00 985hPa 30m/s (55kt) 40m/s (80kt)
    2020/8/29 21:00 975hPa 35m/s (65kt) 50m/s (95kt)
    2020/8/30 9:00 965hPa 40m/s (75kt) 55m/s (105kt)
    2020/8/31 22:00 950hPa 45m/s (85kt) 60m/s (120kt)
    2020/9/1 10:00 935hPa 50m/s (95kt) 70m/s (135kt)
    2020/9/2 16:00 950hPa 45m/s (85kt) 60m/s (120kt)
    台風10号
    (ハイシェン)
    中心気圧 中心付近の最大風速 最大瞬間風速
    2020/9/1 3:00 1006hPa 15m/s (30kt) 23m/s (45kt)
    2020/9/1 9:00 1006hPa 15m/s (30kt) 23m/s (45kt)
    2020/9/1 21:00 1000hPa 20m/s (40kt) 30m/s (60kt)
    2020/9/2 15:00 990hPa 25m/s (50kt) 35m/s (70kt)
    • 台風9号はまだ勢力が強いですが、少し弱まった模様です。
    • 台風10号はこれから勢力が強くなる見込みで、今後の動きに要注意ください。

    日本気象協会による台風9号・10号の進路予想図

    台風9号2020(メイサーク)の進路予想図

    2020.09.02-Typhoon-09-NihonKishoKyokai-1700

    大型で非常に強い台風第9号は、2日15時現在、五島市の西南西約160km にあって、北へ毎時20km で進んでいます。中心気圧は950hPa、中心付近の最大風速は45m/s です。

    この台風は、3日3時には朝鮮半島に達し、3日9時にかけて朝鮮半島を北上する見込みです。その後、3日15時までに温帯低気圧に変わり、中国東北区に達するでしょう。

    台風周辺地域および進路にあたる地域は暴風や大雨に、台風の進路にあたる海域は猛烈なしけに厳重な警戒が必要です。

    台風10号2020(ハイシェン)の進路予想図

    2020.09.02-Typhoon-10-NihonKishoKyokai-1700

    台風第10号は、2日15時現在、マリアナ諸島にあって、西へ毎時15km で進んでいます。中心気圧は990hPa、中心付近の最大風速は25m/s です。

    この台風は、発達しながら3日15時には沖ノ鳥島近海に達し、5日15時には南大東島近海に達するでしょう。その後、6日15時には九州の南に、7日15時には朝鮮半島に達する見込みです。

    台風周辺地域および進路にあたる地域は暴風や大雨に、台風の進路にあたる海域は猛烈なしけに厳重な警戒が必要です。

    ウェザーニュースによる台風9号・10号の進路予想図

    台風9号2020(メイサーク)の進路予想図

    2020.09.02-Typhoon-10-WeatherNews-1600

    非常に強い台風9号(メイサーク)は、9月2日16時の推定位置で、長崎県五島市の西南西を北上しているとみられます。五島列島の一部が暴風域、九州全域と中四国の一部が強風域に入り、15時40分までに長崎県五島市・福江で30.3m/s、長崎県長崎市・野母崎で29.4m/s、山口県下関市で20.5m/sの最大瞬間風速を観測するなど次第に風が強まっています。

    今日2日夜にかけて九州に最も近づく予想で、五島列島など島嶼部に加え、九州本土の沿岸も一部が暴風域に入る可能性があります。さらに強まる風に警戒してください。

    台風10号2020(ハイシェン)の進路予想図

    2020.09.02-Typhoon-10-WeatherNews-1600

    9月2日15時現在、台風10号(ハイシェン)はマリアナ諸島を西に進みながら発達中です。

    今後は記録的に暖かい海面水温の影響で猛発達し、4日には『非常に強い』勢力、5日には『猛烈な』勢力になる見込みです。発達ピークに近い勢力を保ったまま、6日に九州などに近づくおそれがあります。

    中心気圧は日本列島に近づいても930hPa『特別警報級』。やや進路は西よりに変化しているものの、過去最強クラスで近づくため、上陸しない場合でも近くを通れば甚大な被害につながる危険性があります。

    最悪のケースを想定して極力早めに台風への備えを行うようにしてください。

    米軍合同台風警戒センター(JTWC)による台風9号・10号の進路予想図

    米軍合同台風警戒センター(JTWC: Joint Typhoon Warning Center)は、米国ハワイ州にある米国国防総省の機関です。

    2020.09.02-Typhoon-9 and 10-JTWC-1445
    2020年9月2日14:45現在

    台風9号2020(メイサーク)の進路予想図

    2020.09.02-Typhoon-09-JTWC-TC-Warning-Graphic-1445
    2020年9月2日14:45現在

    台風10号2020(ハイシェン)の進路予想図

    2020.09.02-Typhoon-10-JTWC-TC-Warning-Graphic-1445
    2020年9月2日14:45現在

    ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)による台風9号・10号の進路予想図

    ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF: European Centre for Medium-Range Weather Forecasts)は、『スーパーコンピュータによる予報』です。

    そしてこちらが8月31日21:00現在の、ECMWF による台風9号・10号の進路を予報した画像です。

    2020.08.31-Typhoon-9 and 10-ECMWF-2100
    2020年8月31日21:00現在

    ※気象庁が「特別警報級に発達するおそれがある」と発表しましたが、上の ECMFW による予報でも9月5日と6日はかなり荒れる事が予想されます。

    Windy による台風9号2020(メイサーク)の進路予想図

    Windy は、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)をモデルにしていて、パイロットは政府機関でも利用されているツールです。

    風の向きや流れが視覚的にわかるようになっていますね。

    なお、画面の右上にある『風』をタップし、さらに『風速』をタップすると、台風のリアルタイムな現在位置や風の流れなどがわかります。

    まとめ

    • 台風9号(メイサーク)は勢力を少し弱めて、五島市の西約120km に位置しており、北北東に25km/h(13kt)の速度で通過している。
      • 2020年9月2日 16:00現在の
        • 中心気圧:950hPa
        • 最大風速:45m/s (85kt)
        • 最大瞬間風速:60m/s (120kt)
    • 台風10号(ハイシェン)は勢力を強くしながらマリアナ諸島に位置しており、西に15km/h(8kt)の速さで移動している。
      • 2020年9月2日 15:00現在の
        • 中心気圧:990hPa
        • 最大風速:25m/s (50kt)
        • 最大瞬間風速:35m/s (70kt)
    • 被害
      • 停電:9月1日14:00には3万7760戸が停電していた。
      • 欠航情報:
        • 8月31日は県内空港発着の266便が欠航、約9200人に影響。
        • 9月1日も238便が欠航する見通し。
      • 風の被害:
        • 8月31日、南風原町で女性1人が風にあおられて負傷した。
        • 8月31日、那覇市では建物の外壁の一部が強風で飛ばされ、駐車していた車両2台が破損した。
      • 観測情報:
        • 8月31日22:28、那覇市で最大瞬間風速38.4m/s を記録。
        • 9月1日3:30、久米島空港で最大瞬間風速54.5m/s を観測。
      • 暴風警報:
        • 沖縄気象台は31日午後、本島地方と宮古島地方に暴風警報、本島地方に高潮警報をそれぞれ発表、暴風や高波、高潮、大雨による災害の恐れがあるとして警戒を呼び掛けている。
        • 警報の解除は、宮古島地方が1日朝、本島地方が1日夜と見込まれている。
      • 台風10号は更に甚大な被害のおそれ
        • 台風10号が『特別警報級』に発達する危険性があると、気象庁より報道発表がされている。

    『特別警報』が発表されたら、

    ただちに地元市町村の避難情報に従うなど、適切な行動をとってください!

    なお、台風は来襲が予想できる数少ない自然災害の一つですから、直前でも準備が可能ですので、こちらの記事を参考に備えておくようにしましょう!

    → 台風には何を備えれば安心?食料だけじゃない「有って良かった」グッズを紹介!

    最後に。。。

    2020.08.31-Tropical Strom Global view-ECMWF-2100

    世界の海は平和です。日本を除いては。。。