EK044-台風には何を備えれば安心?食料だけじゃない「有って良かった」グッズを紹介!

台風は『天災』ですが、それに正しく備えなかったら『人災』になってしまいます。

この記事では、台風が来ても慌てないように準備しておくべきものを紹介していきます。

とはいえ。。。

理想を言えば、普段からきちんと備えておくと良いのですが、人間は大抵「必要になった時に初めてその必要性を知る」ものですから、これをご覧になっているアナタもきっと、

「ヤバ!台風が来たけど、どーしよっ!?」

みたいになってるでしょう。(笑)

それを踏まえて、いますぐやれる準備、1~2日で出来る準備に特化してご紹介します。



台風が引き起こす被害

まずは「敵を知れ」というワケで、台風が来ると、どんな被害があるのかを知る所から始めましょう。

暴風や大雨、土砂崩れなど

台風による被害は、暴風・大雨・洪水・土砂崩れ・高波・高潮が挙げられますが、そのどれもが多くの人命が奪われてもおかしくない被害です。

集中豪雨

短期間に限られた地域で強い雨が長時間降り続く集中豪雨では、

  • 急激な増水による河川の氾濫
  • 標高の低い地域では道路・住宅の浸水
  • 地盤の緩い地域では道路の陥没

などがたびたび発生しています。

暴風

台風の暴風は、普段穏やかな海を荒れさせ、普段飛ばないものも吹き飛ばすので、

  • お店の看板や家屋の屋根が吹き飛ぶ
  • 街路樹や塀がなぎ倒される
  • 普段、満潮時でも水がかぶらない場所にも潮が満ちてくる
  • 普段穏やかな海でも波が大きくなる

などの被害が発生してますが、特に飛ばされた物が人に当たって大怪我をさせたり、窓に当たって窓ガラスが割れ、飛び散った窓ガラスで人が怪我するなどの被害も起こります。

二次災害

また、大雨の最中や後には、二次災害として

  • がけ崩れ
  • 土石流
  • 地すべり

なども発生する恐れがありますが、これらも地域の人々の生活や人命が奪われてもおかしくない被害です。台風が通過し、「ホッ」とした時に発生する事も多いため、地盤の緩い地域にお住まいの方達は、特に注意が必要です。

ライフラインの切断

台風によってライフラインが切断されると、被害が更に大きくなる事があります。

暴風・集中豪雨

  • 暴風により電線や電柱が破損することで起こる停電が一番多いです。
  • また、集中豪雨による洪水で変電設備などが浸水し、停電が発生することもあります。
  • 他にも、携帯電話の基地局が被害にあえば、広範囲で携帯電話が不通になる場合もあります。

他にも、断水やガスの被害や、鉄道や航空便の運休などの公共交通機関の麻痺も頻繁に発生します。

いますぐやれる準備

それでは、いますぐやれる事をご紹介します。

水の確保

断水はあまり起きませんが、「まさか」に備えて水を1週間分は確保しておきましょう。その際、

  • 飲料水は、備品用として売られている純水が常温保存が利いて理想的ですが、それはいつ来るかわからない地震に備えておきたいものの、たとえば「明日台風が来る!」とわかっている場合は、わざわざ買っておく事もありません。ご自宅にあるペットボトルに汲み置きしておくだけで充分です。
  • トイレで流す水は、飲料水と同じくペットボトルに汲み置きして、トイレの邪魔にならない所に置いておくと良いです。飲用ではないので、一旦汲み置きしたらしばらく入れ替えないでも良いですが、他の用途にも使う可能性があるので、あまり長期間放置するのは好ましくありません。
  • 風呂の水は、家のどこかに汲み置きしたペットボトルを備えておくと良いですが、なかなか置いておく場所も無いでしょう。そういう場合はトイレに汲み置きした水を利用する事と良いですが、トイレ用として汲み置きした水は長期間放置されていると雑菌が大量に発生しているリスクもあるので、あまりオススメ出来ません。

いずれにしても、まずは家中のペットボトルに水を汲み置きして台風に備えましょう!

食料の確保

よく、「災害に備えて」と言うと乾パンなど、普段食べ慣れなくて不味いものを連想される方もいらっしゃいますが、今は便利なものがいっぱいあります。少なくとも1週間を乗り切れる体制は備えておきましょう。

生の食材を調理する

もし停電した場合、まず冷蔵庫の中にある食材、特に生のものや冷凍ものは一網打尽です。

出来るだけ多くの食材を使って調理し、それをタッパーに入れて冷蔵庫で保管しておくと良いです。

もし停電しなかったら普通にご馳走が食べれますし、停電になっても初日であればどうにか食べれる状態なハズです。

レトルト食品

普段は器に移してレンジで「チン!」ですが、停電となるとレンジが使えません。

しかし、レトルト食品は既に調理済みなので、冷たいのを我慢すれば、そのままでも食べれます。

常温での長期保存も可能なので、いま家に無いのであれば、「コンビニへ GO!」です。(笑)

お餅

嫌いな方もいらっしゃるかも知れませんが、お米を食べると馬力が出ます。

ご飯も売ってますが、コンビニで売っている殆どのものが「レンジでチン!」なものしか無く、そのままでは食べれません。

ところが、お餅は既に炊かれているものなので、温めるだけで食べられます。

後述する携帯コンロを使えば、上記のレトルト食品と同じく湯煎するだけで美味しくいただけます。

常温保存可能な食材・食品

他にも、常温保存可能な食材はいくらでもありますので、まずはコンビニに行って台風が来るのを「楽しみにして」待つぐらい気持ちに余裕を持って食材・食品を選んでみてはいかがでしょうか?

備品

被害で一番多いのが停電で、直接的に被害を被るのが冷蔵庫と洗濯機、それから電子レンジや炊飯器などの家電でしょう。

冷蔵庫も洗濯機も代替えは利かず、冷蔵庫の被害を最小限にするには生の食材を調理するぐらいしかなく、洗濯機についてはお手上げなので、タオルや着替えの準備を怠らないようにするしかありません。

しかし、電子レンジや IH 調理器具、炊飯器などは代替えが利きます。

卓上ガスコンロ(予備のボンベも)

よくご家庭で鍋物をする時などに使われる卓上コンロですが、スーパーマーケットでも簡単に手に入ります。いまはとても便利な時代となりましたが、このボンベを何本か備えておく事をオススメします!

コンロもボンベも持ってない人は「スーパーマーケットへ GO!」ですね!

どうしてもお米が炊きたい人は?

なお、炊飯器の代わりになるのが、重い蓋のついた鍋です。

もし「そんな特別なもの買い足したくない!」という方は、ピラフなら普通のフライパンでも出来るのでオススメです。ピラフはお米をサッ!とバターで炒め、コンソメとお水を注いで蓋をして炊けば完成ですから!

ランタン・懐中電灯(予備電池も)

台風の勢力次第ですが、台風や大雨の時、たまに起きるのが停電ですが、問題なのは、停電は突然起こり、いつ復旧するかわからないので一層不安にさせられます。

夜になっても復旧しな場合に備えて、キャンプ用のランタン2~3個懐中電灯は備えておきたいものです。

ランタンは電池式が火災の心配も無く好ましいですが、電池の長持ちする LED タイプがおすすめです。

もちろん、復旧まで1日で済むならいいのですが、長期化した場合の事も考えて、予備の電池も準備しておくことはもちろん、出来たら2週間近く連続で点けておけるものを揃えておけば安心です。

→ 【アウトドア】ライトはアウトドアの生命線!かさばらなくて高性能なライトを選ぼう!

着替え・タオル

台風のシーズンは夏ですが、台風が来てライフラインが途絶えて、台風が過ぎ去った後もしばらく復旧に時間がかかってしまう場合、「着たきりスズメ」で居るのはナンとも不衛生で具合が悪いですね。

最悪な場合、水道やガスも止まってしまう事もあり得ますが、水浴びぐらいはしたいものです。

とても洗濯までは出来ないとしても、復旧まで溜めて置くことでも出来ますが、水浴びしたあとの新しい着替えとタオルぐらいの備えは欲しいですよね!

救急薬品

言わずもがなですが、「こんな時に限って!」という時に怪我や病気になってしまった場合、ライフラインが途絶えている時はなおさらですが、「自分で応急処置をする」という事が大切です。

特に、暴風で飛ばされてきた物が身体に当たったり、窓ガラスを割ったりして大怪我をする事もあり得ますので、抗生物質入りの軟膏や絆創膏は必需品です。

また、停電で冷蔵庫が使えず、悪くなった食材のせいで食あたりをする場合もあり得ますので、食あたり用の下痢止め薬を準備しておくと良いです。

なお、食あたりによる下痢にも、原因によっていくつか種類の違う下痢止め薬を選ぶようにしたいですので、

  • 腸管運動抑制剤(ロートエキス、ロペラミドなど)
  • 殺菌剤(ベルベリン、アクリノールなど)
  • 吸着剤(アドゾルビンなど)

を揃えておくと完璧です。

ただし、どの薬が適切か?については素人判断では難しいので、かかりつけの内科医やメディカルセンターなどに問い合わせた方が良いです。

携帯ラジオやワンセグ携帯

ライフラインが途切れると、情報も途切れがちです。

特に、テレビは暴風でアンテナが倒れて使えなくなる場合もありますし、光通信の基地局がダメージを受けてインターネットが不通になる場合も考えられます。

災害時は何事も『シンプル』なものが強いです。

普段ラジオを使われない方でも、テレビもインターネットも使えなくなってしまった場合はラジオの情報が非常に重宝するので、携帯ラジオを準備しておきましょう。

また、テレビのアンテナが壊れただけであれば、ワンセグ携帯があればテレビの代わりになるので心強いですね。

貴重品(公衆電話に使える10円玉・100円玉も)

携帯電話の基地局がダメージを受けて、携帯電話が使用不可になる場合もありますし、一時的に回線が殺到したせいで基地局がパンクするなどで、携帯電話がしばらく使えない事もあり得ます。

その時に公衆電話を使うという裏ワザがあるので、細かい小銭を備えておきましょう。

今は便利でキャッシュを持たない時代ですし、公衆電話など殆ど見かけなくなってしまいましたが、はやり災害時は『シンプル』なものや『アナログ』な時代遅れと言えそうなものが強いです。

1~2日で用意できるもの

まず、非常用として『災害時持ち出し袋』を作っておきましょう。

これは最悪なケースとして、家屋が倒壊してしまった場合にも、避難する時に「これだけ持ち出しておけば、どうにか生きながらえる」といった類のものを凝縮して詰め込んだ、いわば「サバイバルキット」みたいなものです。

災害時持ち出し袋

本来は直前の1~2日前に作るものではないですが、出来る限り中身を充実しておいて、今回の台風では間に合わなかったとしても、「次回までには揃えておく」ぐらいの気持ちで備えておきましょう。

簡易トイレ

災害時に備えるとなると、真っ先に思い浮かぶのは水や食料ですが、実はいちばん困るのがトイレです。

簡易トイレは充分な期間使える分を用意しておくようにしましょう。こちらの記事を参考に選ぶと良いです。

→ 【災害に備える】非常用トイレは凝固剤で選ぼう!100均のは?おすすめの製品はこれだ!

純水

非常用として備えておくには、常温で保存の利く『純水』がオススメです。5年間保存が利くものが主流です。

非常食

ここでは、『非常食』として人気の高いものトップ15をご紹介しますので、お好きなものを選んでみてはいかがでしょうか?

1位:尾西のアルファ米
2位:アスト 新・食・缶BAKERY(ベーカリー)
3位:グリコ ビスコ保存缶
4位:サタケ マジックライス
5位:ボローニャ 缶deボローニャ
6位:非常食研究所 ユニフーズ
7位:パン・アキモト PANCAN
8位:カゴメ(KAGOME)野菜の保存食セット
9位:アルファー食品 安心米
10位:井村屋 えいようかん
11位:YBC(ヤマザキビスケット)ルヴァン
12位:LLF 長期賞味期限食品
13位:クロレラ科学研究所 水をそそげばアッというまに「きなこ餅」
14位:ホリカフーズ レスキューフーズ
15位:セイ・エンタプライズ サバイバルフーズ

※アルファ米は、乾燥していて軽いので、携行には非常に重宝しますし、本来はお湯を注いで食べられるようになるものですが、水を注ぐだけでも食べられる所がオススメ出来る理由です。

キャンプ用ガスコンロ(予備のボンベも)

よくご家庭で使われる卓上コンロより小型で携行に便利ですが、スーパーマーケットでは手に入りません。

アウトドアスポーツ用品店や通販でも手に入りますが、これも予備のボンベを何個か備えておく事をオススメします!

キャンプなどではあまり調理に時間を割かず、メニューはいたってシンプルなものが多いため、ボンベの容量も携行しやすさ優先で卓上コンロ用のものより小型です。そのため、あまり長持ちしない所が泣き所です。

ライター・マッチ

家が倒壊してしまった場合、お湯を沸かすのもキャンプ用ガスコンロを使う事になってしまいますが、これには着火装置がついておらず、ライターやマッチなどの点火器具が別途要ります。

また、家庭用の卓上ガスコンロは着火装置があるので問題ないのですが、いざ使おうという時に着火装置の具合が悪い場合もあるので、ライターやマッチも常備しておくと良いです。

また、特にタバコを吸わない方は普段ライターを使わないので、備品として持ってても、いざ使おうという時に着火石が湿気ってたりで使えない事もありますので、アウトドア用のヘビーデューティライターを用意しておくと良いでしょう。

マッチに関しても、アウトドア用のマッチは耐久性があり、濡れても使えるのでそちらを用意しておいたほうが無難です。

ランタン・懐中電灯(予備電池も)

『いますぐやれる準備』でも紹介しましたが、キャンプ用のランタン2~3個懐中電灯(LED タイプ)予備の電池は、『災害時持ち出し袋』の中に確実に備えておきたいものです。

懐中電灯は LED 技術の進歩のおかげで、高出力で長時間点灯が可能な良い製品が出回るようになりましたので、こちらの記事を参考に選ぶと良いです。

→ 【アウトドア】ライトはアウトドアの生命線!かさばらなくて高性能なライトを選ぼう!

着替え・タオル

これも『いますぐやれる準備』で紹介してましたが、新しい着替えとタオルの備えは『災害時持ち出し袋』に入れておきたいアイテムです。

救急薬品

『いますぐやれる準備』で紹介しましたが、

  • 抗生物質入りの軟膏絆創膏
  • 下痢止め薬

を『災害時持ち出し袋』に準備しておくと良いです。

家の内外の備え

台風の勢力次第ですが、「自然の猛威」は普段経験したことも無い暴力的なものですので、

  • 強風で飛ばされるようなものが放置されてないよう、庭を片付けておく
  • 水害に備え、側溝や排水溝の掃除をし、水はけをよくしておく
  • 反乱するおそれのある河川が近い地域では、浸水を防ぐために土嚢を用意しておく
  • 窓ガラスにひび割れや窓枠のガタつきがないか調べ、窓にテープ(余裕があれば飛散防止用シート)を貼るなどして補強し、万が一窓ガラスが割れた時のために、カーテン等を閉めておく

などを気をつけておくと良いです。

※余裕があれば屋根や塀、壁の点検・補修もやっておきたい所ですが、これは台風来襲の直前にやるものではないので、普段やっておく項目です。

家族で話し合う

家族で緊急連絡手段とその方法を話し合いましょう。

また、離れ離れになった時でも、落ち合う場所を決めておくと良いです。

ハザードマップを入手する

家の近くに洪水のおそれのある河川があったり、低地、急傾斜地で水害や土砂災害のおそれがある場合は事前にハザードマップなどを入手しておきましょう。

※ハザードマップは各市役所や区役所、役場などで入手出来ます

近隣の建物や道路を知る

土砂災害

  • がけから水が吹き出す
  • がけからの水が濁る
  • がけに亀裂が入る
  • 小石がパラパラと落ちてくる
  • がけから音がする

などの予兆があるものですので、家の近くにがけが有る場合は以上に挙げたポイントに注意すると良いです。

鉄砲水

  • 赤茶色の水が流れる
  • 水が湧き出る
  • 逆に湧き水が止まる
  • 地鳴りや地面のひび割れ
  • 流木・木の匂いがする
  • 急に川の水が冷たくなる
  • 大量の落ち葉やゴミが流れてくる

などの予兆があるので、川の様子の変化にも充分気を配る必要があります。

道路で

道路が冠水したり浸水が始まったりしている場所では、用水路やマンホールのふたが外れていても、濁った水で見えなくなっているせいで、マンホールに落ちたり足を取られる危険性があります。

マンホールの位置を覚えておいたり、用水路や側溝の位置などを把握しておくと良いです。

近所の方とのコミュニケーション

ご近所付き合いは、救助や避難所暮らしの際に大きな力となります。特に隣近所にお年寄りがいる場合は、いざというときに支援できるようにコミュニケーションを取りあって、助け合いましょう。

以上、台風に対処した備えについてご紹介させていただきました。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。