EK054-【アウトドア】ライトはアウトドアの生命線!かさばらなくて高性能なライトを選ぼう!

キャンプや釣りに行った時、「持ってくればよかった!」とか、「もっと明るいライト無いかな~?」といったシチュエーションはよくあると思います。

そんなとき、もし同行者が居れば高性能なライトを借りたりする事も出来ますが、その同行者もあなたと同じくライトの持ち合わせがなかったとか、使用中で貸せない時もあるでしょう。

よく、「備えあれば憂いなし」とは言いますが、この記事を参考にしてコスパの良い高性能ライトを準備しておきましょう。



小型ライトもピンきり

flashlight

小型で携行するのに丁度よい大きさのライトも、100円ショップで売ってるものから、ライト専門メーカーが出している高性能なものまで色々あります。

実際に使った時、初めてわかる

最近は100円ショップのものでもなかなかクォリティーの高いものも増えてきましたが、個人的には明るさがイマイチだったり、特に防水性能や堅牢さといった部分は満足のいくものではありません。

買った時は「ライトも買ったし、準備オッケー!」と安心してたものが、いざ使おうとしたら水が入ってすぐにダメになってしまったり。

flashlight_02

また、ものによってはケータイのライトより使えない場合がありますから、100円をドブに捨てたようなものになってしまいますし、そもそもライトが無いと非常に困る、というか、生死を分ける状況だった場合は本当に悲惨です。

「使えるライト」を選ぶには?

もちろん値段の高いものなら、きっと性能は良いでしょう!?

。。。必ずしもそうではないですが!(笑)

そして、大型のものであれば、きっと明るいでしょう!?

。。。必ずしもそうではないですが!(笑)

でも、手当り次第に買って使ってみては「これはダメ!これもダメだ!」というのは、時間もお金も労力も浪費する事になります。

買う時は『仕様』を念頭におく

Search Light

ライトを買う時に、「どんな使い方をするのか?」といった、ライトの『仕様』を念頭において選ぶと良いです。

  • 小型じゃないとダメか?中型・大型でも良いか?
  • 軽くないとダメか?重くても良いか?
  • 明るさはどのくらい必要か?(どのくらい遠くを照らすことが出来るか)
  • 何時間・何日照射できるか?
  • 耐衝撃性能は?
  • 耐水性能は?

こういった要素をご自身の使い方からハッキリさせて、欲しい『仕様』を決めるようにしましょう。

キャンプや釣りなどに重宝するスタンダード品

    OLIGHT Seeker 2 Pro

    OLIGHT-Seeker 2 Pro_01

    OLIGHT-Seeker 2 Pro_02

    個人的に小型軽量で高性能、しかもお値段が手頃なものを色々探してきた中で、「これはいいな」と思ったものが、OLIGHT 社『Seeker 2 Pro』というモデルです。

    コンパクト

    何が良いかというと、全長128mm重さ198g と、従来の懐中電灯を少し小ぶりにしたサイズ感。

    明るい

    しかも最高3200ルーメンという明るさです。

    ルーメン

    この『ルーメン』という単位は、ライト関係に興味のない方には「?」となるものだと思いますが、簡単に言うと、LED の明るさを表すときに使う単位です。

    これは、LED 電球が使われるようになってから、日本照明工業会(JLMA)が 「LED 電球の明るさの指標として『ルーメン(lm)』で表示する」と定めたもので、ルーメン自体は、光源から放出されている光の量を指します。

    ところが、ルーメン値が高いライトの方が明るいのか?というと、決してそうではなく、単純にルーメン値で比較出来ないというウソみたいなホントの話です。(笑)

    明るさの比較には『最大照射距離』

    で、けっきょく明るさを比較するのにいちばん目安になるのが『最大照射距離』です。

    つまり、どこまで光が届くの?という事ですね。

    そして『Seeker 2 Pro』の最大照射距離は、250m となっています。

    個人的には、250m 先を照らす必要のあるシチュエーションはそう無いと思うのですが、まぁ必要十分条件は備えていると言っていいでしょう。

    ちなみに、クルマのヘッドライトを例にとってみると。。。

    ヘッドライトの照射範囲については、『道路運送車両の保安基準の細目を定める告示』の第198条において次のように定められています。

    • 走行用前照灯(上向きヘッドライト)は、そのすべてを照射したときに、夜間にその前方100メートルの距離にある交通上の障害物を確認できる性能を有するものであること。
    • すれ違い用前照灯(下向きヘッドライト)は、そのすべてを照射したときに、夜間にその前方40メートルの距離にある交通上の障害物を確認できる性能を有するものであること。

    → 【道路運送車両の保安基準の細目を定める告示・198条】

      レースシーンでは

      レースなどでもっと速いスピードで走ってる場合は100m では全然足らなくて、たとえばル・マンでは500m 以上遠くを照らすライトが使われてますが、これはまた全く違うテクノロジーの話。(ハイパワーレーザーダイオードモジュール)

      懐中電灯にそこまで要求する事はないですし、250m という照射距離は間違いなく実用上まったく問題ない性能です。

      明るさが5段階調節できる

      Mode1、Mode2、Mode3、Mode4、Mode5 と、5段階に明るさを調整できます。

      この細かい調整幅が、電池寿命に大きく影響してくるので、他のモデル・メーカーの製品と比べても特筆ものです。

      • Mode1:3200ルーメンで250m の距離を照らせますが、バッテリーの持続出来る時間が152分(最初の2分だけ3200ルーメン、残りの150分は600ルーメンという、Mode2 と Mode3 の中間あたりの明るさになる)しか持ちません。
      • Mode2:1200ルーメンで150m の距離を照らせますが、バッテリー持続時間は130分(最初の110分が1200ルーメン、残りの20分は600ルーメン)しか持ちません。
      • Mode3:300ルーメンで70m 照らせて9.5時間もバッテリーが持ちます。70m でも充分な照射距離ではないですか?
      • Mode4:50ルーメンで30m 照らせる明るさで52時間もバッテリーが持ちます。30m を照らしたいシチュエーションは、自転車でノンビリ走ってる時でしょうか?52時間ぶっ通しで自転車に乗る人って居るんでしょうか?(笑)
      • Mode5:5ルーメンで10m 照らせる明るさで12日間です!10m 照らせるなら家屋の中では充分こと足りる性能ですが、たとえば災害による停電で家の中に電灯が灯らない時、この12日間という性能が「まさかの備え」というのにピッタリなんです。

      連続照射時間

      2019年9月に上陸した台風15号

      この台風による被害は甚大で、特に千葉県を中心に停電が長期化しました。おおむねの復旧にかかった時間は約280時間とのことです。(経済産業省 資源エネルギー庁による)

      → 経済産業省 資源エネルギー庁

      この台風で復旧にかかった280時間という数字は、日数に換算すると約12日弱になります。2週間近くも停電してたんですね!

      『Seeker 2 Pro』の連続照射時間は12日間でしたが、時間に換算すると288時間になり、2019年9月の台風による停電でも『Seeker 2 Pro』なら余裕で復旧を待つことが出来た、と言えます。

      また、昼間はライトを照らす必要はないですから、実質的にはその倍の24日間も停電からの復旧を待てる、という計算になります。

      耐衝撃性能

      ボディに航空機アルミ合金が使われており、1.5m の高さから落としても壊れません。

      職業柄、「具体的には何番台の合金なのか?」と気になるところですが、そこは割愛するとして、航空機に使われるアルミ合金は、一般的に、かなり硬いです。

      耐水性能

      これは最高の IPX8 という規格をパスしてるので、無問題です。

      IPX8

      そもそも、IP○△という表記は、IP(International Protection)コードと呼ばれ、2003年に国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)で定められた、スマホをはじめとする精密機器の、防塵・防水に対する性能を表記することを目的として設定されました。

      ちなみに、

      • IP68 の場合は、防塵性能が6、防水性能が8
      • IP6X の場合は、防塵性能が6、防水性能は表記しない
      • IPX8 の場合は、防水性能が8、防塵性能は表記しない

      という意味で、それぞれ数字が高いと性能も高い、ということになります。

      ちなみに、IPX8 だと、「水面下でも使える」という意味になります。

      せっかく高性能なのに、防水が利かずに雨でオシャカ!なんて事もありません。

      その他

      上記のように、スペックどれをとっても優等生の『Seeker 2 Pro』ですが、他にも「かゆいところに手が届いてる」部分があるのでご紹介します。

      充電が簡単

      OLIGHT 社の製品すべてに言える事ですが、専用のリチウムイオンバッテリーを使っているため、上記のような高性能・高耐久が実現できてます。

      このバッテリー充電が非常に簡単で、充電プラグがマグネットなので、「パチン!」と簡単にライト本体(おしりの部分)にくっついてくれます。

      しかも充電ケーブルは USB ポートから引いてこれるという便利さです!

      L-Dock

      OLIGHT-Seeker 2 Pro_04

      これも OLIGHT 社の製品にはすべて適用できる便利アイテムですが、ホテルの部屋などでよく見かける非常灯のホルダーみたいな『L-Dock』というものがあります。

      これに充電プラグをセットすれば、ライト本体がこの『L-Dock』にぶら下がる形で取り付けられ、しかも充電出来てしまうワケです。

      うれしい事に、『Seeker 2 Pro』にはセットでこの『L-Dock』が最初から付いて来るので、お買い得ではないでしょうか?

      OLIGHT-Seeker 2 Pro_03

      OLIGHT-Seeker 2 Pro_button

      他のライトも見てみよう

      OLIGHT 社は非常に革新的でコスパの良い製品を作ってますが、テレビの『ザ!鉄腕!DASH!!』で紹介された Streamlight 社の『STINGER 2020』と併せていくつかのモデルと比べてみましょう。

      OLIGHT
      S1R BATON II
      OLIGHT
      Warrior Mini
      OLIGHT
      Seeker 2 Pro
      OLIGHT
      Warrior X
      OLIGHT
      Warrior X Pro-Black
      Streamlight
      STINGER 2020
      サイズ 長さ 63mm 106.5mm 約128mm 142.0mm 149.0mm 195mm
      ヘッド径 21mm 23.0mm 約28mm 41.0mm 39.0mm 41mm
      ボディー径 21mm 23.0mm 約28mm 25.4mm 26.2mm
      重量 51g 105g 約198g 218.0g 239.0g 350g
      バッテリー 550mAh
      16340 リチウム電池
      3500mAh 3.6V
      18650 リチウム電池
      5000mAh 3.6V
      21700 リチウム電池
      3000mAh
      18650 リチウム電池
      5000mAh
      21700 リチウム電池
      2600mAh 3.7V
      18650 リチウム電池
      チャージタイプ MCC1A MCC3 MCC1AL MCC1 MCC3
      充電電流 1.5A 1A 2A 1A
      LED ライト 高品質LED Luminus SST40 (6A) Cree XP-L Cree XHP35 NW Cree XHP35 HI NW High power, white, LED
      素材 アルミ合金 航空機
      アルミ合金
      航空機
      アルミ合金
      AL6061-T6 アルミ合金
      明るさ
      (照射強度)
      1 1000ルーメン
      (5250cd)
      1500ルーメン
      (9025cd)
      3200ルーメン
      (15600cd)
      2 600ルーメン 500ルーメン 1200ルーメン 2000ルーメン
      (78400cd)
      2250ルーメン
      (90000cd)
      2000ルーメン
      (25000cd)
      3 60ルーメン 120ルーメン 300ルーメン 850ルーメン
      (10000cd)
      4 12ルーメン 15ルーメン 50ルーメン 300ルーメン 300ルーメン
      (12100cd)
      100ルーメン
      (1200cd)
      5 0.5ルーメン 1ルーメン 5ルーメン
      連続照射時間 1 1.5+37分間
      (1000→300)
      4+205+55分間
      (1500→500→170)
      2+150分間
      (3200→600)
      2 1.5+45分間
      (600→300)
      218+50分間
      (500→170)
      110+30分間
      (1200→600)
      1.5+80分間
      (2000→600)
      2+100+23分間
      (2250→1000→300)
      2時間
      (2000→1100)
      3 3時間40分 18時間 9.5時間 4時間
      4 20時間 150時間 52時間 280分 8時間 24時間
      5 8日間 45日間 12日間
      最大照射距離 1 145m 190m 250m
      2 150m 560m 600m 315m
      3 70m 200m
      4 30m 220m 70m
      5 10m
      耐衝撃性能 1.5m 1.5m 2m 3m 2m
      耐水性能 IPX8 IPX8 IPX8 IPX8 IPX8 IPX7
      用途 災害、アウトドア、キャンプ、夜釣りや暗い場所の作業など 日常使用・タクティカル使用 防災、登山、作業、災害、アウトドア、キャンプ、夜釣り等の作業 防災、登山、作業、災害、アウトドア、キャンプ、夜釣り等の作業 防災、登山、作業、災害、アウトドア、キャンプ、夜釣り等の作業 Law Enforcement, Sporting Goods, Security, Fire & Rescue, Hardware/Tool, Automotive, Industrial, Consumer.

      OLIGHT S1R BATON II

      OLIGHT-S1R Baton II_01

      OLIGHT-S1R Baton II_02

      サイズ

      全長63mm という、ほとんどリップスティック並みの非常にコンパクトなサイズで重量51g ですから、女性のお化粧ポーチに入れておいても違和感ない感じではないでしょうか?。。。チョット強引かも(笑)

      明るさ

      最大照射距離は145m(Mode1 で1.5分間)なので、一般のクルマのヘッドライトより遠くを照らせる高性能ぶりです。

      また、ベルトや胸ポケットに付属のクリップで取り付ければ「サッ!」とすぐ使えるのですが、このクリップがスグレモノで、ライトを上向きにも下向きにも固定できるんです。

      照射持続時間

      8日間(Mode5:0.5ルーメン)ですが、この「0.5ルーメン」という暗さは正直、微妙だと思います。もちろん、夜だけ使用するなら16日間もつ計算になるので、2019年9月の台風による停電でもどうにかなったかも知れませんが、チョット心もとないですよね。。。

      耐衝撃性能

      保証されてないようです。材質も他のモデルと違い、明確な表記がないので、おそらくアルミ合金は使ってないのでは?と思います。(下手すると銅製?)

      耐水性能

      いっちょ前に IPX8(水深2m まで保証している!) ですから、こんなリップスティックみたいな超小型ライトでさえ OLIGHT 社はマジで作っている、というのは間違いありません。

      総評

      リップスティック並みの超小型ライトとしては上出来すぎる製品で、普段持ち歩いておく事をオススメします。

      0.5ルーメンというギリギリの明るさの Mode5 ですが、とにかく8日間(16晩)なら暗闇を回避出来るので、究極的なシチュエーションの場合は「普段持ち歩いてて良かった!」と言える、本当の『最後の切り札』になりえる逸品です。

      OLIGHT-S1R Baton II_03

      OLIGHT-S1R Baton II_button

      OLIGHT Warrior Mini

      OLIGHT-Warrior Mini_01

      OLIGHT-Warrior Mini_02

      サイズ

      全長106.5mm とコンパクトで、重量105g ですが、女性のポーチに入れておくにはチョット大きいかもしれませんが、バッグやリュックサックに放り込んでおくには充分小さいですね。

      また、このライトにもスグレモノのクリップが付いてて、ベルトや胸ポケットに付属のクリップで取り付ければ「サッ!」とすぐ使えます。

      明るさ

      最大照射距離は190m(Mode1 で4分間)と、充分過ぎますね。

      照射持続時間

      驚異の45日間(Mode5:1ルーメン)ですが、この「1ルーメン」という暗さも正直、微妙だと思います。もちろん、夜だけ使用するなら90日間もつ計算になるので、2019年9月の台風による停電どころか、この世が終わってもしばらくはどうにかなるかも知れませんが。。。(笑)

      耐衝撃性能

      ボディにアルミ合金を採用しており、1.5m の保証付きです。

      耐水性能

      このモデルもいっちょ前に IPX8(水深2m まで保証している!) です!

      総評

      小型ライトとしては、まずまずの製品だと思います。

      1ルーメンというギリギリの明るさの Mode5 で、とにかく真っ暗な状態だけは45日間回避出来るのが最大のウリです。

      1.5m の高さから落としても壊れず、水深2m の深さでも使えるタフさで、4分間だけですが190m まで照らせる高性能もうれしいですね。

      災害時など究極的なシチュエーションの場合は「かなり頼りになる!」と言える逸品ですので、『災害時持ち出し袋』に入れておくと良いでしょう。

      OLIGHT-Warrior Mini_03

      OLIGHT-Warrior Mini_button

      OLIGHT Warrior X

      OLIGHT-Warrior X_01

      OLIGHT-Warrior X_02

      サイズ

      全長142mm とコンパクトですが、重量218g の重さは少しズッシリした感じで、最大照射能力を期待する用途以外にはチョット厳しいかな?とは思えます。

      これも上向きと下向き両方向に固定できるクリップがついてますが、さすがに200g オーバーのシロモノを胸ポケットに取り付けるのはムリがありますね。(笑)

      ベルトに取り付けておくのが正解な感じですし、邪魔でしたらクリップは取り外しが出来ます。

      明るさ

      最大照射距離は560m(Mode2 で1.5分間)で、もはや通常の用途のものではないですよね。(笑)

      照射持続時間

      たったの280分(Mode4:300ルーメン)ですが、こういう類のライトに長時間照射能力を期待するのもどうかな?と思います。

      メーカーサイトではいちおう「洞窟探検などにも」と謳われてますが、5時間弱の持続時間で足りるのか?といったら少々足らない気がしますね。予備のバッテリーパックを持参するべきでしょう。

      もう少し言うと、メーカー側もこの持続時間の短さに対処する方策を用意しており、電池残量が少なくなると、振動機能が自動的に働きます。

      • 電池残量が30%以下になると5分間ごとに1回振動
      • 電池残量が10%以下になると1分間ごとに1回振動
      • 電池残量が5%以下になると1分間ごとに6回振動

      し、持ってる手に直接、振動でリマインダーかけてくれます。

      耐衝撃性能

      ボディに航空機アルミ合金を採用しており、2m の保証付きで、最強クラスの耐衝撃性を誇ります。

      耐水性能

      このモデルも最強クラスの耐水性能 IPX8(水深2m まで保証している!) を誇ります。

      総評

      タクティカルライトのハンディタイプとしては、かなり良い製品だと思います。

      タクティカルライト:軍・警察向けに作られたフラッシュライトで、銃に装着して使えるウェポンライトと、小型で手に持って使えるハンディライトタイプの2種類があります。

      災害時の電灯代わりという用途には向かないですが、2m の高さから落としても壊れないタフさで IPX8 の防水性能、1.5分間だけですが560m まで照らせる超高性能は頼もしいですね。

      そしてヘッド部分はステンレス鋼で出来ており、凸凹の形状をした『アタックヘッド』は護身用にも頼もしい味方になりますが、叩かれた相手は痛そうですね!(笑)

      OLIGHT-Warrior X_03

      OLIGHT-Warrior X_button

      OLIGHT Warrior X Pro-Black

      OLIGHT-Warrior X Pro-BLK_01

      OLIGHT-Warrior X Pro-BLK_02

      サイズ

      全長149mm と、そこそこコンパクトですが、重量239g の重さはけっこうズッシリした感じで、最大照射能力と堅牢さを期待する用途以外にはチョット厳しいかな?とは思えます。

      これも上向きと下向き両方向に固定できるクリップがついてますが、さすがに約240g のシロモノを胸ポケットに取り付けるのはムリがありますね。(笑)

      ベルトに取り付けておくのが正解な感じですし、邪魔でしたらクリップは取り外しが出来ます。

      明るさ

      最大照射距離は600m(Mode2 で2分間)で、Warrior X のさらに上を行く超高性能ぶりです。

      照射持続時間

      意外に長い8時間(Mode4:300ルーメン)ですが、こういう類のライトに「○○日間」みたいな長期間照射能力を期待するはおかしな話です。

      メーカーサイトで「洞窟探検などにも」と謳われてますが、8時間の持続時間だと、洞窟内の滞在時間次第ですが、足りる場合が多い気がしますね。とはいえ、予備のバッテリーパックを持参するべきでしょう。

      そして、Warrior X と同様に、パターンは少々違いますが、振動機能が自動的に働きます。

      • 電池残量が30%以下になると、5分間ごとに1回振動
      • 電池残量が10%以下になると、1分間ごとに2回振動
      • 電池残量が5%以下になると、10秒間ごとに3回振動

      し、持ってる手に直接、振動でリマインダーかけてくれます。

      耐衝撃性能

      ボディに高強度アルミ合金(AL6061-T6)を採用しており、3m の保証付きで、世界最強の耐衝撃性を誇ります。

      メーカーサイトでは AL6061-T6 の事を「航空アルミ合金」と謳われてますが、どちらかと言うと自動車用に使われているイメージが強いですが、一般構造用圧延鋼材と同等の強度のある合金です。

      AL6061-T6 アルミ合金

      船舶、車両、陸上構造物などに使われる高強度アルミ合金で、T6 処理を施すことによって耐力値を245N/mm2 以上の強度まで上げることができ、設計上たわみを問題としなければ、SS400鋼と同等の許容応力がとれます。

      耐水性能

      このモデルも最強クラスの防水性能 IPX8 を誇ります。

      総評

      タクティカルライトのハンディタイプとしては、これ以上ない最高の製品だと思います。

      災害時の電灯代わりという用途には向かないですが、3m の高さから落としても壊れないタフさで IPX8 の防水性能、2分間だけですが600m まで照らせる超高性能は頼もしいです。

      そしてヘッド部分はステンレス鋼で出来ており、凸凹の形状をした『アタックヘッド』は護身用にも頼もしい味方になりますが、叩かれた相手は痛そうですね!(笑)

      OLIGHT-Warrior X Pro-BLK_03

      OLIGHT-Warrior X Pro-BLK_button

      Streamlight STINGER 2020

      Streamlight Stinger 2020_01

      サイズ

      全長195mm と、先にご紹介してきた OLIGHT 社の製品群より少し大きいですが、それでもコンパクトと言える範囲だと思います。

      ですが、重量350g の重さはかなりズッシリした感じす。

      明るさ

      最大照射距離は315m(Mode2 で2時間)ですが、やはり最初だけ強力な明るさを発揮できるものの、OLIGHT 社の製品群と同様に、LED の保護や温度コントロールのために、2000ルーメンから1100ルーメンまで落ちてしまいます。

      しかし、2時間もライトを点けっぱなしで思いつく用途は、警察官が犯人を追いかけ始めるところから、捕まえた時に容疑者の視覚を制圧するまで、ぐらいでしょうね。(笑)

      照射持続時間

      24時間(Mode4:100ルーメン)ですが、ここでは OLIGHT 社の製品群とは大きな違いが見られます。

      洞窟探検で24時間もかかるケースはきっと、遭難だと思いますが、そういう時にもめげずに生き抜くには強力な助っ人になるでしょう。

      耐衝撃性能

      ボディにアルミ合金を採用しており、2m の保証付きで、最強クラスの耐衝撃性を誇ります。

      耐水性能

      このモデルは耐水性能 IPX7 を誇ります。

      総評

      タクティカルライトのハンディタイプとしては、かなり良い製品だと思います。

      災害時の電灯代わりという用途には向かないですが、2m の高さから落としても壊れないタフさで IPX7 の防水性能、315m まで照らせる超高性能は頼もしく、洞窟探検で遭難した時には重宝するハズです。

      ただし、重量が350g もあるので、他の装備と合わせるとそうとうな重量増になってしまう事は否めません。

      上でご紹介した Warrior X Pro-Black でさえ239g ですから、それより100g 以上も重いという事をどう捉えるかですね。

      とにかく明るいライトが欲しいという方に

      OLIGHT X9R Marauder

      OLIGHT-X9R Marauder_01

      OLIGHT-X9R Marauder_02

      サイズ

      全長約320mm と立派なサイズで、重量1855g の重さは、他の装備はほとんど持たず、遭難者捜索など最大照射能力だけを必要とする用途以外にはチョットあり得ないかな?とは思えます。

      明るさ

      最大照射距離は630m(Mode1 で3分間)で、谷の向こう側を照らすことさえ出来てしまいますが、この距離となると、肉眼ではなく望遠鏡で見る距離ではないでしょうか?

      照射持続時間

      27時間(Mode8:200ルーメン)ですが、こういう類のライトに長時間照射能力を期待するのではなく、最大照射距離をどれだけ維持できるか?だと思います。そういう意味では、

      • Mode1
        • 25000ルーメン(630m)で3分間、その後
        • 6400ルーメン(315m)で100分間
      • Mode2
        • 12800ルーメン(450m)で10分間、その後
        • 6400ルーメン(315m)で90分間
      • Mode3
        • 6400ルーメン(315m)で2時間
      • Mode4
        • 3200ルーメン(215m)で4時間
      • Mode5
        • 1600ルーメン(160m)で8時間
      • Mode6
        • 800ルーメン(115m)で12時間
      • Mode7
        • 400ルーメン(85m)で19時間
      • Mode8
        • 200ルーメン(60m)で27時間

      といった感じで、それぞれのモードでの照射維持時間を評価すれば良いと思います。

      耐衝撃性能

      ボディに航空機アルミ合金を採用しており、1m の保証付きで、最強クラスの耐衝撃性を誇ります。

      耐水性能

      このモデルも最強クラスの耐水性能 IPX7 を誇ります。

      総評

      600m を超える照射距離を誇るとなると、急に大きくなる感が否めませんが、「とにかく明るいライトを!」という方にはオススメです。

      27時間の照射時間では、災害時の電灯代わりとして停電が長引いた場合は使えませんが、予備のバッテリーパックを用意しておいて、災害時も明るい夜を過ごす、という選択肢もありでしょう。

      OLIGHT-X9R Marauder_03

      OLIGHT-X9R Marauder_button

      OLIGHT という会社

      2006年に高品質のライトメーカーとして中国広東省の深圳市に設立され、同社の発表した M シリーズは、光出力、特徴、および耐久性の限界に挑んだもので、市場における同社の評判や地位を確固たるものにしました。

      深圳市にはもともと多くのライト業者が存在しますが、OLIGHT 社はその中でもレベルの高いライトを扱っており、毎年、米国の SHOTSHOW や、独の IWA ショーなどにも出展しています。

      OLIGHT 社の製品は中国製ですが、LED 球は主に最高級の米国 Cree 社製を採用しており、中国製でよくイメージされる「安かろう悪かろう」とは根本から違う、高性能・高品質で安い製品です。