EK038-【GT釣り】沖縄GTツアー・慶良間諸島でビギナーズラック発動!3日間連続でGTキャッチ!

南太平洋の4カ国で釣り三昧。。。いや出張した中で、どうにか『初GT?』を釣り上げたワケですが、何しろ40cm ほどの『お子様サイズ』だったものですから、胸張って「GT 釣ったよ」とは言えません。

そんな、悶々としてた所に釣り仲間の TAKE さんから、

「沖縄においでよ~!」

という魔の電話が来るようになりました。(笑)



沖縄 GT だより

TAKE さんは普段、東京でお務めですが、この時はしばらく沖縄で単身赴任していて、その地の釣りを楽しんでたんですが、YOSEMIYA のチャーターに乗る機会があり、30kg クラスを釣ってしまったんです。

GT、おもしろいよ~!

ほとんど毎晩、魔の電話がかかってきます。

「GT、おもしろいよ~!また行ってきちゃったよ~!」

しかしそう簡単には釣れるものではないらしいです。

バイトは有ってもフッキングに至らず、バラシも多い。

「そういうのを、ちゃ~バラシって言うんだよ!」

そもそも、バイトが少ない!

バスボートを売り、ソルトウォーターに転向する前はバス釣りにどっぷりハマってた私ですが、「GT はバスのトップウォーターゲームをそのまま大きくしただけ」と思ってたので、そう難しいものだとは考えてませんでした。

それが、バスみたいにポンポン釣れてくれるものではなく、1回のバイトが非常に貴重だという事には驚きましたね。

この頃はインターネットも普及しておらず、今ほど情報が簡単に入手出来るものでもなかったため、TAKE さんの『魔の電話』が唯一の、有り難~い情報源でした。

マギーガーラ

「ところでさ、ルアーは何を使うつもり?」

魔の電話の中で、TAKE さんは興味津々で聞いてきます。

実は、渋谷のサンスイでめぼしいルアーを探している時に目に止まった、大きな目玉をしたルアーがありました。

「マギーガーラを使おうと思ってるんだよね」

すると TAKE さん、

「ほぉ~、マギーガーラか!」

このルアー、当時の GT ルアーの中では珍しく、魚に似せたフォルムをしたもので、自分的には何か、「ビビッ!」と来るものが有ったんです。

どうやら沖縄では、このルアーはバイトは結構あるものの、「ちゃ~バラシ」が多くて、まだランディングまで至った釣り人が居ないというんです。

TAKE さんは好奇心の塊です。

「どうやってアクションつけるの?」

正直な話、「何つまんないこと聞いてくるんだろ?」とは思ったのですが、そこはこらえて、

「普通に、ロッドを下げてアクションつけるよ」

と答えました。

これは TAKE さんには意外だったようで、沖縄のエキスパートの人たちはロッドを立ててアクションを付けてたんだそうです。

「あれはロッドを下げてアクションさせたほうがいいよ、きっと!」

そう付け加えて、沖縄のイメージトレーニングしてました。

河原でキャスティング練習

バス釣りをやる前はそれこそ、淡水は鮒やクチボソの釣りから鮎の友釣りまで、海も防波堤の五目釣りやサーフからの投釣り、磯釣りもやってきましたが、GT 用のルアーを見た時、

「こんなデカイのを投げるのか?」

と驚き、現地についてから慌てないように、事前に河原でキャスティングの練習をすることにしました。

ショックでロッドを投げそうになる

練習用のルアー以外は全部こんどの沖縄で使うタックルです。

ロッドを思いっきり振ると、キャストした時のショックでグリップが震え、ルアーだけでなくリールもろともロッドが飛んで行きそうに!

これに慣れるのに半日ぐらいかかりましたが、どうにか本番では慌てないで済むようになりました。

GT に初めて行くなら、必ず事前にキャスト練習をしておきましょう!

那覇空港

もともと、サラリーマンとしては失格の部類に入る私はしっかり1週間の休暇を取り、1日の余裕を持って那覇空港に到着しました。

空港では TAKE さんがお出迎えしてくれます。

今回は、TAKE さんを含め8人、民宿に泊まって2泊3日のツアーでした。

ツアーの他の参加者の方達は他の便で到着しましたが、着替えなどが入ったバッグ、ルアーなどが入ったタックルボックス、ロッドを入れるバズーカといった出で立ちだったので、簡単に見分けが付きます。(笑)

全員は揃わないものの、まずは一旦、YOSEMIYA のお店に行くことに。

YOSEMIYA

寄宮の交差点の近くにある釣具店ですが、面白い事に、雑貨も店頭に置いてあります。

お店に入るともう、宝の山!GT 用のルアーがドッサリ有ります。

先日 TAKE さんが GT を釣ったルアー、FISHERMAN のロングペンも、もちろんあります。

いきなりヘビータックルを勧められる

そこにチーム浪人の玉城会長登場、

「ロッドは何使う?」

持参したのはゼナックの P83-5でしたが、

「それでは柔い、こいつを貸すから使え!」

と渡されたのが、カマジャ83Pパワーグリップでした。

「ラインは何号、使ってる?」

YOSEMIYA 推奨のメインラインは PE8号です。

途中にスペーサーリーダーを入れて、ショックリーダーはナイロン160LB、ドラグテンションは8kg プリセットとの事でした。

特に PE ラインとリーダーの結束方法に不安があったので、さっそくお店の一角で手取り足取り教えてもらいながらタックルの準備です。

FISHERMAN ノット

メインラインとリーダーの結束には、当時はまだ FG ノットというのが無く、FISHERMAN の鈴木さんが発明した『FISHERMAN ノット』を使います。

このノット、FG ノットと違って結びコブがあるので、それがガイドに引っ掛かって飛距離が落ちたり、最悪な場合はライントラブルも起こり易い傾向があると思いますが、FG ノットと違って摩擦だけで結束してるのではなく、「結びコブがある」からこそスッポ抜けの心配の無い、優秀なノットでした。

ホテルは TAKE さん御用達の安ホテル

タックルの準備も一通り終わり、ツアーの皆さんも全員揃った所で、ホテルにチェックインとなりました。

ホテルと言っても民宿に毛が生えただけみたいな部屋でしたが、貧乏釣り師には「泊まれればオッケー!」なワケです。(笑)

TAKE さんは単身赴任中、ここに寝泊まりしてたので、同じ場所を拠点にするのは、TAKE さんの車で出掛けられるなどの利便性も考えるとベストチョイスでした。

初日の朝だ!那覇北港だ!ツグミちゃんだ!

今回は船中泊ではないものの、ホテルに戻らず民宿で泊まるため、着替えや洗面道具などもお出迎えに来てくれた YOSEMIYA のミノルさんの車に積み込みます。

行き先は那覇北港、入り口を入ってすぐに左折、どん突きに車が停まりました。

荷物を YOSEMIYA3号艇の前にドンドン積んで行くうちに、日本一の GT 船長こと、ツグミちゃんの登場です。

「さ~さ~、早う~乗っけて!」

真っ黒に日焼けして(焦げてるとも言う)、大きな目と爽やかな白い歯しか見えないツグミちゃんが、ツアーみんなのケツを叩いてます。(笑)

なんせ8人分のタックル・荷物を積み込むんですから、それだけでも重労働でした。

YOSEMIYA 3号艇

YOSEMIYA 3号艇は普通のクルーザーとは全く違う構造で、キャビンは船体のほぼ中央にあり、キャビンの前側にも登れてそこでキャスティングが出来ます。

そこから前側は普通の漁船に似た感じですが、前だけで3~4人がキャスト出来る構造。

キャビンの後ろはデッキがせり出していて、その下には大きな箱状の出っ張りが2つあり、その間が通路になっています。

この箱状の出っ張りにはヤンマーのディーゼルターボが2基入ってました。

その後ろ側がキャスティングデッキになってて、ここでも3~4人がキャスト出来ます。

出港~そしてキャスティング練習

出港してしばらく行くと、エンジン音が段々低くなり、最後にエンジン停止すると同時に、

「ピピ~、ピ~ピ~!」

というエンジン停止を知らせるブザーが鳴り響き、

「ハイ!ここでやってみよう~!」

って、もう釣り場なのか?

まだ事前にキャスト練習をしてなかった方も居るので、途中の浅瀬でキャスティング練習を兼ねて実釣開始です。

GT の釣り方

魚はみな、エンジン音をかなり警戒します。

貴重な1バイトを引き出すためにも、エンジンを切って GT に警戒させない状態で、徐々に狙ったスポットに近づく必要があります。

つまり、船を動かす自然の力を利用してポイントに近づくわけです。

その自然の力とは、潮の流れであり、風もあります。

この2つの要素を組合わせ、船がどの方向に流れていくのかを読み、まだポイントから充分離れた上流に船を停めてエンジンを切るわけです。

つまり、その時点で船長はどこを狙っているのかハッキリしてますし、アングラーは船長の言う通りに投げてれば釣れるわけです。

ただしここで注意したいのが、みんな一斉に投げるわけですが、ここでキャストの上手い下手がハッキリ出ますし、飛距離が出ない方は、飛ばし屋さんより GT から少し遠い位置に居るわけです。

また、ポッピングをする時はパワフルに大きく音をさせると、より GT が気付きやすいので、バイト率が上がります。

ポイント選びは船長次第ですが、釣るのはアングラーのキャストとアクションのテクニック次第という事になりますね。

マギーガーラに来た!

と、数投してすぐに、私のマギーガーラ・フォー・マーリンのパープルバックに、銀色の魚体がもんどり打って食いつきました!

カマジャ83Pパワーグリップが弓なりになって。。。と言いたい所でしたが、チョットだけ曲がった程度だったので、そんなに大きくなさそうです。

。。。と、上がってきたのは60cm 位のバラクーダでした。

次が来ない。。。と思ったら!

外道とはいえ、船中1匹目なので、みんな気を良くして続投です!

ところがそこからウンともスンとも来ません。

日差しは暑いし釣れないし、ダラケ始めた時、

バ~ン!バタバタバタ!

FULL さんのルアーに何か巨大な『モノ』が食いつき、そいつは水面で GT 特有の尾ビレをバタバタさせてます!

まるでスローモーションのように、その尾ビレはバタバタしながらユックリと水中に潜っていきます!

「出たぁ~!GT!GT!GTィ~~~!」

ツグミちゃんが興奮した大声で叫びます!

キュイ~~~ン!

貴重な1バイトですから、必ず『キャッチ』に繋げたいですよね!

速攻でヤンマーのディーゼルターボ2基に火が入ります!と、

「あららぁ~~?」

どうやら GT は針が刺さる前に口からルアーを離してしまったようです。

FULL さんには残念でしたが、ダラケてた私にまたやる気が蘇ってきました。

しかし来ない!来てくれない!

場所を変え、キャストし、また場所を変え、またキャスト。

さっきの GT の尾ビレを思い出す元気も無くなってきました。

もう100投はしてるでしょう、でも出てくる気配も無いです。

あ、ちなみに、100投って、GT では少ない方だと思います。

1日何百投もする、なんてザラらしいですが、気まぐれですぐダレる私の場合、100投でもけっこうシンドいです。(笑)

しかし、GT と目が合った!

もう、130投くらい投げたかな?

どうにか諦めないで真面目に投げてはルアーにアクションを付ける、の繰り返しが出来てました。

ロッドティップを下げ、「グンッ!グンッ!」と小刻みに、しかし力強くルアーにアクションを付けます。

そしてもう船縁近くまでルアーが来て、もうルアーをピックアップしないと、と思った瞬間でした。

「うわ」

なんと、GT が私の真下に出てきて、ヤツの目と合ってしまったんです。

と、次の瞬間、味わった事のない暴力的な力でルアーが海中に引き込まれました!

カマジャ83Pパワーグリップが満月のように。。。!までは行かないものの、魚は真下に急潜航を始め、ドラグは「ジィジィ」鳴り始め、とにかく緊急事態発生なワケです!

24kg の GT

初GT_1日目に出たもう、突然の事で、心の準備も出来ておらず、しかも真下に潜られて腰が痛いのナンの!

記憶が飛んでしまってて、どんな攻防をしたか覚えてません。

そんなに長時間掛かってなかったんじゃないかな?とは思いますが、とにかく辛かった。

そしてあがってきたのは、24kg の GT でした。

「TAKE さん、マギーガーラで釣ったよ~!」

記念写真を撮った時、私のシャツが濡れてないと、魚のヌメリが剥がれるという事で、みんなが水をタップリかけてくれました。(笑)

半分、「こいつ~!」みたいな妬みも有ったんでしょうけど!

ビールがうまい!

腰がイッちゃったので、フライブリッジに上がってビールで乾杯!

ツグミちゃんも嬉しそう!

高みの見物とは、まさにこんな事を言うんですね。

しかしその日は後が続かず、夕方になって終了するまで、みなさんひたすら投げてました。

私には出来ない芸当です。

2日目の朝だ~!腰が痛ぇ~!

実は、初日の晩に壊れた腰を TAKE さんにマッサージをしてもらったんですが、完全復活は到底無理でした。

シーフロッグ・2フックモデルを使ってみる

あんなの、もうゴメンだ!と思いつつ、

「今日はシーフロッグを使ってみる~♪」

とか言ってる私、なんて脳天気なんだろう?

そして船に乗り込むと、さっきまで痛かった腰が、どうにかなっちゃうものですね。

そしてみんなと並んで「キャストぉ~!」です。

シーフロッグはとてもバランスの良いルアーで、飛距離が出やすいです。

そしてポッピング音もデカいです。

「これを作った人は天才だな~!」

なんて感心してたら、向こうの方で、

パコォ~~~ン!

「うわまたやっちまった!」

と、私のシーフロッグに巨大な水柱があがり、強烈な引きが始まりました!

「出たぁ~!GT!GT!GTィ~~~!」

ツグミちゃんが興奮した大声で叫びます!

昨日痛めた腰を気遣いながらファイトしてると、案外簡単にあがってきました。

18kg の GT

初GT_2日目も出た昨日の GT より6kg も軽いので、だいぶ楽でした。

個人的な見解ですが、GT は20kg 以下だったら、引きは大したこと無いと思います。

記念撮影してさっさとリリースしました。

しかしどうしてなんでしょうね。。。

他の人には釣れないんです。

その後は昨日と同じく、フライブリッジで高みの見物をしてましたが、正直な話、なんで他の人達には釣れないのかわかりませんでした。

3日目!もう充分だ!

昨日も一昨日も釣ったので、もうお腹いっぱいです。

「じゃ~最初っからフライブリッジで見物してたら?」

と言われそうですが、やっぱり釣りしてしまいました。

そしてまたヒット!

「出たぁ~!GT!GT!GTィ~~~!」

ツグミちゃんが興奮した大声で叫びますが、今度はチョット違う!

「またお前かぁ~!」

14kg の GT

初GT_3日目も出た日を追うごとに段々小さくなってきてますが、ギリギリ GT と呼べる大きさですね。(笑)

みんな呆れ顔ですが、とりあえず祝福してくれます。

サッサとフライブリッジに登って高みの見物と洒落込みましたが、どういうわけか、皆さんにはバイト無し。

港に戻って反省会

初GT_港で反省会3日間、ともに頑張ってきた仲間で総括してみましたが、どにかく

  • 誰にバイトが出てもおかしくない
  • 1日1バイトしか無い事も珍しくない
  • 貴重な1バイトをスムーズに1キャッチに移行するため、みんなで協力した
  • 事故がなくて良かった

なお、玉城会長からお借りした、カマジャ83Pパワーグリップはいきなり3本釣れてお気に入りになったので、お買い上げとさせていただきました。

以上、『【GT釣り】沖縄GTツアー・慶良間諸島でビギナーズラック発動!3日間連続でGTキャッチ!』でした。

最後まで読んでくださりありがとうございます。